圓蔵寺三十六坊について

会津柳津の名刹 福満虚空蔵菩薩 圓蔵寺は鎌倉幕府を開いた源頼朝が好んだ三寺院の一つとされていますが、その後、南北朝時代には36の宿坊を持つ門前町が形成されていたそうです。
柳津町史によりますと、当時の宿坊の名称は以下の通り。
まずリーダー格の6つとして、桜本坊、槻本坊(月本坊)、柳本坊、杉本坊、岡本坊、塔之坊。この6つの宿坊の子孫は、現在も代々それぞれ受け継がれています。
そしてさらに、
正光坊(椿村正光寺)、松徳坊(小野川村松徳寺)
般若坊、大日坊、一王坊、不動坊、知長坊、明学坊、龍学坊、滝本坊、小学坊、定林坊、法光坊、弥勒坊、安貞坊、中禅坊、大杉坊、高林坊、長雲坊、月祥坊、大楽坊、吉祥坊、祐心坊、妙雲坊、西光坊、円学坊、塔善坊、観音坊、等があります。
いつか「圓蔵寺三十六坊」や「柳津三十三観音めぐり」を中心としたにぎわいのある門前町のまちづくりを進めたいですね。(画像は(一社)会津柳津観光物産協会より)
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