革細工の「タブレット」

先日お立ち寄りいただいた東京のSさん。全国の鉄道こだわりの本を20冊以上も執筆されています。その一つに全国の「ダルマ駅」を特集したかなりマニアックな本があり、ここ只見線では会津柳津駅のとなりの坂本駅がそれです。その他全国の廃駅や保存車両などを調べています。全国を旅して列車の本を書くためと生活のために普段は開業医をしているそうです。お帰りの際、息子の革細工で一番売れている「タブレット」が目に留まり、衝動買いされました。

※タブレット=鉄道で、単線区間の列車の衝突事故を防止し、列車の安全な運行を保つために用いられる通票のことです。JRの旅客営業線でタブレット閉そく式を使用していた最後の路線は、只見線の会津坂下駅 – 会津川口駅間でしたが、2012年9月22日をもって終了し、翌日から特殊自動閉そく式に切り替えられました。これを最後に、タブレット閉そく式を採用している路線はもうありません。

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